こんにちは。講師を育成して早や40年!コミュニケーション講師の今井尻由利子です。
講師として日々仕事をしていると、やはり何事も「貪欲に学ぶべき」と改めて思い知らされる出来事があります。
「学ぶ」の語源は「まねる」と言われています。手本を真似するという意味があるそうですね。
そういう意味からすると、「これは真似しなくてはいけないことだな」と、改めて学ぶ姿勢について考えさせられることがあるのです。
実は、私は韓国ドラマが大好き!ヒューマンドラマをよく観ており、いつも勝手気ままに考察しています。
その中で、人材育成に関する場面や台詞が出てきたときには(勝手に結びつけているとも言えますが)研修ネタとしてよく使っています😊
受講生の皆さんにわかりやすく、また興味を持って聞いていただけるよう、私なりの考察も加え、韓国ドラマの1シーンを具体例としてお伝えしています。
今回は、大好きな韓国ドラマ「ストーブリーグ」からの名言をお伝えしましょう。
あなたは、貪欲に学んでいますか?
「ストーブリーグ」は韓ドラファンなら誰もが知っている、第56回百想芸術大賞で作品賞を受賞した秀逸なドラマですね。
万年最下位のプロ野球チーム「ドリームズ」を立て直すためにやってきたのは、野球未経験のGM(ゼネラルマネージャー)。GMを中心にチーム一丸となって優勝を目指すのですが……
というのが、かなり雑でザックリしたストーリーです😅
私流に言えば(いったい誰目線?笑)チームワークや問題意識の持ち方、問題解決能力などについて考えさせられるドラマで、もうホントに痛快なヒューマンドラマなのです!
このドラマで、私がビビッときたシーンというと・・・
野球を知らないGMが、野球の本を読んで勉強しているところを、ひとりの男性社員が見かけ、GMにこんな質問をします。
「人目が気になりませんか?本で野球を勉強している、と笑う人がいます」
するとGMは、このように返答します。
●人目を気にしていたら知識を得られない
●誰も教えてくれない
●1年後も無知なほうが恥ずかしい
これにはガーンときました!
特に、1年後も無知なほうが恥ずかしいの言葉には、おっしゃるとおり。何も言うコトはございません、です😅
このシーンから「貪欲に学ぶ姿勢」に改めて気づいたという結論だけでは、私が受けたガーンという衝撃が伝わりにくいですが
・達成意欲の高い人は、人のことなど気にしない
(ドラマではGMを揶揄している人のことなど気にしない)
・どんなとき、どんなことからも学べる
・これで良いと思った瞬間に成長が止まる
・学ぶ姿勢を自ら示している
など、感じたことすべてが、「貪欲に学ぶ姿勢」に結び付くと思うのです。
学ぶ姿勢を自ら示すというのは、こんなシーンとも関係していると思われます。
GMがコーチ陣に「あなたは野球のプロですよね。 お勧めの教材を教えてください。何がいいですか? 」と質問するのですが、コーチは何も言えない。あ~お気の毒というシーンです😢
このシーンとの関連性は読み取れません。しかし、野球をまったく知らないGMが「勝負に勝つにはまず野球を知る」というテーマを考えると、コーチとのやり取りからも、常に学ぶことの大切さが感じられます。
ドラマを観ている人の置かれている立場や状況、そのときの感情などによって捉え方はさまざまです。
特に「ストーブリーグ」のようなお仕事ドラマでは、自分に関連付けることも多く、受け取り方はさまざま、いろいろあるかと思います。
今回お伝えした「ストーブリーグ」の1シーンは、講師育成の場でよく例に出します。
そして必ず問いかけています。自戒を込めて・・・
「あなたは、貪欲に学んでいますか?」
ホントに自戒を込めてです😅
このように、韓国ドラマからもたくさんの学びがあります!
あなたもこのドラマをぜひご覧になってください。オススメです!野球のルールを知らなくてもまったく大丈夫です。私も知りません!
ちなみに「ストーブリーグ」は私が2番目に好きな韓国ドラマで、言うなれば、西の横綱です。
東の横綱は、なんといっても「ミセン」です。
この東西横綱は、もうながーい間、変わっていません。不動の横綱クラス🌺
と、ここまで書いて、ふと気づいたことがあります。
野球のドラマなのになんで相撲で表現するの?
ということで、野球流にクリーンナップで表現すると
⚾3番バッターは、「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」
⚾不動の4番バッターは、「ミセン」
⚾5番バッターは、「ストーブリーグ」
最後まで読んでくださりありがとうございます😊
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