講師は「言葉」で教える人だからこそ、声かけが大事

こんにちは。講師を育成して早や40年!コミュニケーション講師の今井尻由利子です。

わかりやすく納得度の高い研修には具体例の出し方が非常に大切です。
「どういう風に伝えるとわかりやすいかなあ」「どんな具体例がいいかなあ」とよく考えます。

そんなときヒントになるのが、映画やドラマです。私は海外ドラマが大好き(ヒューマンドラマ系)で、いつも勝手気ままに考察しています。

その中で研修ネタとして使えそうな場面を見つけると、「あ、コレ使える!」と言って(ホントに言葉が出るときも)嬉しくなるのです。

そんな私が見つけた、広い意味で人材育成に関するドラマの場面を、私なりの考察を加え楽しくお伝えしています。

このドラマに興味を持ったり、違う視点で再度観たり、研修の具体例として少し工夫して使えそうなど…そのようなアプローチで関心を持っていただけると嬉しいです😊

今回は韓国ドラマ、「ストーブリーグ」です。
「ストーブリーグ」には名言がたくさん散りばめられています。その中のひとつをお伝えしましょう。

講師はブルペン捕手と同じ・・・

「ストーブリーグ」は、万年最下位のプロ野球チーム “ドリームズ” を立て直すためにやってきた野球未経験のGM(ゼネラルマネージャー)を中心に、チーム一丸となって優勝を目指す……という痛快な社会派ヒューマンドラマです。

このドラマ、大・大・大好きです!

今回、私の心に留まったのはこんなシーンです。

ある日のミーティングで・・・

昔、”ドリームズ” が強かったときと今では何が違うかという話になりました。
そのときひとりのピッチャーが、登板前のブルペン(投球練習場)での話をします。

先輩のブルペン捕手の声かけがチカラになった、自信を与えてくれたとのこと。

「今日の球は最高だな」
「ナイスボール!」

このシーンを観たとき、”いやぁ、わかるわ、ええシーンやなあ” と声が出てしまいました。ちょっと感動(遠い目…)

ブルペン捕手の何気ない言葉(実際には何気なく言ってはいないのですが)に、とっても勇気づけられてきたわけですね。

野球好きの方ならご存じかもしれませんが、ブルペン捕手はピッチャーのボールを受けるとき、ビシッ!バシッ!と敢えて大きく響く音を立てているそうです。そういう技術があるんですね。

私は一度だけブルペンで、このビシッ!バシッ!を聞いたことがありますが、ほんまにエエ音です。
そりゃ、ピッチャーは気持ちよくなりますね~。野球のコトを何も知らない私が言う😅

考えてみると、講師もブルペン捕手と同じだと思うのです。

研修の場というブルペンで、「○○が良かったね、こうすればさらによくできる」「まずはやってみよう」と励ましたり背中を押したりしています。

ビシッ!バシッ!と音を立てるのは、言い方と言えるのではないでしょうか。
どんなにプラスの言葉であっても心を込めて伝えなければ、単に口先だけの無意味なものになってしまいます。ビシッ!バシッ!と心に響くことはありませんね。

講師は人の成長に関わることができる、たいへんやりがいのある仕事です。

だからこそ、普段から「言葉」に敏感でないといけないなあ。研修参加者の心に響くような声かけができれば最高ですね😊

あなたの声かけは、「今日の球は最高だな」「ナイスボール」ですか?😊

(「ストーブリーグ」からの気づきは以下の記事でもご紹介しています。合わせてご覧ください。)

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今回は、「ストーブリーグ」から、私の心に留まったシーンをお伝えしました。

このように、韓国ドラマからもたくさんの学びがあります!
もしご興味があれば、あなたもこのドラマをご覧になってくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございます😊

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この記事を書いた人

今井尻 由利子のアバター 今井尻 由利子 大阪流コミュニケーション講師

大阪流コミュニケーションをこよなく愛するコミュニケーション講師。
YouTubeにて”大阪人のコミュニケーション能力は最強!#知らんけど”「大阪×◯◯県ご当地Zoom対談」を開催中!47都道府県制覇を目指している。
現在、M-1グランプリ予選に5年連続出場中!

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