こんにちは。講師を育成して早や40年！コミュニケーション講師の今井尻由利子です。
私は今年の３月に左肩を骨折し、ただいま「絶賛リハビリ中です！」と半ばギャグのように言っているのですが…笑
骨折後３ヶ月ほどが経ったいま、日常生活でそんなに困ることはありません。もちろんまだ完治はしていませんが、フツーに生活できるようになっています。
いま週に３回リハビリに通っているのですが、そんな生活の中でフッと気づいたことがあります。
これで良いと思った瞬間に成長は止まる！
今回は私のリハビリ生活の中から、感じたことや、ちょっとした気づきをお伝えします😊
これで良い、と思った瞬間に成長は止まる！
骨折したときに誰もが気になるのは「いったいいつ頃に治るのだろう」だと思います。
私も「いつ頃に元通りになりますか」と先生にすぐ聞きました。いわゆる完治するのはいつかを知りたかったのです。
3ヵ月後か、半年後か、１年後なのか。それがわかると仕事のメドが立つというか、ゴールがわかると何となく安心できるような気になるものです。しかしその時点で、１年後と言われると「ええーー！そんな先か…」とショックを受けたかもしれませんが😅
そのとき先生は、どんなことが完治したというかにもよるけど、という前置きのあと「７月頃にはこうやって（両手でシャンプーする格好）シャンプーできるようになるだろうし…」とおっしゃったのを覚えています。
自分でシャンプーできないのが辛いと言ったことに、先生が答えてくださったのですが…
「どんなことを完治というかにもよる」ってどういうこと？
完治って元通りになることだと思うけど、とりあえず年内いっぱいかな、くらいに考えていました。
特に困ることがないので・・・
前述しているように、日常生活で困ることはあまりありません。
しかし２枚の写真を比べてみると・・・
左側の写真は、何も考えずフツーに（無意識に）しているときの左腕。肘が曲がっています。
右側は “あ、アカンアカン、肘を伸ばさなくっては” と思って意識しているとき。左腕は真っすぐです。
このように、無意識・意識する、では違いがハッキリしています。
三角巾を外したとき、リハビリの先生に言われたことは「肘を曲げているのが癖になっているので、意識して肘を伸ばすようにしてくださいね」でした。
先生のおっしゃるとおり！この癖は意外と長く続きました😅
肘を真っすぐにすると痛いわけではないのですが、約２ヶ月間三角巾を付けて肘を曲げていたので癖になっているし、きっと楽なのでしょうね。なかなかこの癖は直らないものです。
しかし繰り返しになりますが、日常生活にあまり困ることはありません。
もし仮にこれでリハビリを終了させた場合でもフツーに暮らすことはできます。可動域は狭いですが特別なことをしなければ何も困ることはないのです。
あーー、でもこれって、結局、私たちの仕事と同じ。
つい、これで良いと思ってしまうときがある
○○研修を実施しお客さまに喜んでいただいた、お褒めの言葉をいただいた、リピートをいただいた、社内研修で何度も登壇している、などのときには、「これでOK」のような気持ちになりがちではないでしょうか。
私だけかなあ…😅
だって、だって、だって・・・
・すっごく頑張って開発した研修なんだから！
・メッチャ気合い入れて、頑張って開催した研修だもん！
・私に満足していただいてるからこそリピートいただいたんでしょ！
こんな風に考えて少し気持ちが緩んでしまいがち、というときがあるかもしれません…
もちろん、そんな生っちょろい（笑）気持ちで仕事に臨んでいるわけではありません。
でも油断しているとそうなりがちかも。
なぜなら日常生活はフツーにできているのだから！
コレ、しつこいようですが私の中では重要なキーワード！
先生が最初におっしゃった「どんなことを完治というかにもよる」というのも、仕事に置き換えて考えるとよくわかることです。
もうこれでいいと思うと、これくらい（どれくらいか？笑）にしか成長しないってことですね。
新人講師に何度も言ってきた言葉ですが、私のリハビリを通して改めて感じました。
リハビリは結構キツイし、痛いし、辛いし、しんどいし…なので、日常生活はフツーにできるしなあ、と思ってはアカン！
これで良いと思った瞬間に成長は止まる！
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今回は私のリハビリ生活からの、ちょっとした気づきをお伝えしました。
これで良いと思った瞬間に成長は止まる！
こんなことは当たり前のことなのですが、私にとってはリハビリ生活から感じたことがおもしろかったので書いてみました。
日常のちょっとしたコトからもたくさんの学びがありますね！
最後まで読んでくださりありがとうございます😊
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